週刊少年ジャンプ2019年第30号(6/24発売)の呪術廻戦の感想です。本編のネタバレを含みますので読みたくない人は注意してください。
前回の第63話「共犯」の感想はこちらから
呪術廻戦 第64話「そういうこと」
一級術師昇格の条件とは!?
冥々と東堂から一級術師に推薦された東京高専の5人という事で驚きましたが、どうやら推薦されたからといって試験を受けられる訳では無いようです。
”2名以上の一級術師から推薦を受けたものは現役の一級または一級相当の術師と共に幾度か任務をこなして認められれば準一級に昇格。指名を受けた一級任務の結果如何で正式に昇格”となるようで、やっぱりというか流石に飛び級で一気に一級にはなれないんですね。
東堂は虎杖(ブラザー)と共に任務をこなす運命を待ちわびていましたが、推薦者は昇級任務の監督になる事が出来ないと冥々から改めて聞かされ茫然自失……。
東堂ってば余程虎杖と任務での再会を楽しみにしていたんでしょうね。そんな彼らは知る由もないですがハロウィンでの計画に向けて夏油は動いてますし、その時になってみたらあながち本当に間違っているとも言いづらいかも。
思いがけぬ再会が虎杖にもたらすものは!?
任務を終えてバラバラに行動する事になった一年生トリオ。ジバンシィの新作を試しがてら街をぶらぶらしていたらしい釘崎は同年代の女性から呼び止められます。
このジバンシィって調べてみると割とお高めなんですが、結構呪術師って報酬良いんでしょうか……?
確かに時には命に関わったりもするので危険手当とか結構つきそうな気もしますが。
話は戻しまして釘崎が出会った女性とは虎杖の元同級生の小沢優子でぽっちゃり体形だったのが東京に来て激やせした結果まさかの別人同然になっていました。
「佐藤黒呼かよ」って幽遊白書の終盤で出てきた旧姓が真田の初代霊界探偵で悩んでいた浦飯に対して「魔界に帰ったほうがいい」ってアドバイスをした人なんですがそんな人がいた事すっかり忘れていました。読み返してみるとリスペクトなのか太ってる当時の彼女が似たような雰囲気あるような気もしますが……。
それにしても意気投合しすぎて釘崎って本当に初対面だっけ……って思ってしまいます。呼び出されてしまった伏黒も含めて全員が「そういうこと」で納得してしまうのは何だか笑えてしまいますね。
協議の結果、勝算ありと読んで呼び出された虎杖は外見が大幅に変わってしまった彼女の事を一発で見抜きます。女子の好みを聞かれた結果、強いて聞かれた虎杖が答えたのが彼女の名前。見た目の美醜でなく内面の美醜で答える虎杖がイケメンすぎます。
更にうわべだけではなくずっとそのスタンスが変わってないのが、虎杖だなぁっていう。
内面を見ていた虎杖が今までと変わらぬ扱いだったことに対して自分の気持ちが外面の美醜によってしまっていたことから密かに失恋してしまった感じなんでしょうか。
最後の仲の良さそうな一年トリオに和まされてしまいますが切ない感じですね。
まとめ
前半が一級昇格のために必要な条件の説明と後半が虎杖に思いを寄せる切ない恋模様と一年トリオの日常といった感じでしたが……これで終わってしまうんでしょうか?
一見息抜きとも思える野球回と見せかけて伏黒と虎杖や釘崎のスタンスの違いというか本気を出せない伏黒のメンタル面の問題を隠していたりしたので今回も何か隠されているのでは……と疑ってしまう気持ちもどこかであったりします。
失恋してしまったような形になった優子ですが果たして彼女の再登場はあるんでしょうか。出てきても呪霊災害の犠牲になってしまう展開だけは勘弁してもらいたいですが……。
予告だと次は一級に昇級ための任務が待っていそうですが一緒に向かう相手は果たして誰になるんでしょうか。そちらも気になってしまいますね。
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