週刊少年ジャンプ2019年第15号(3/11発売)の呪術廻戦の感想です。本編のネタバレを含みますので読みたくない人は注意してください。
前回の第49話「窮屈」の感想はこちらから
呪術廻戦 第50話「予感」
東堂の過去……そして!
小三の時に子供だからってバカにしたのか生意気な事を言ったらしい高校生をボコボコにしたという東堂。
このぐらいだとまだ大人と体格差とか不利な気がするんですが当時からやたらめったら強かったんですね。そんな東堂の戦いを見ていたのか、声をかけてくる女性の姿が……。
恐らくこの人が東堂の師匠となって呪術師の道を歩んでいくことになるんでしょう。それにしても東堂は出会った誰かに女性の好みをやたらと聞きたがると思ったらこの人の影響だったのか。
現在に戻り「言えることはただ一つ!」から「二つじゃねーか!」っていう定番のボケをあっさりと「オーケー、二つね!!」と受け入れてしまう虎杖の順応性の高さはやっぱり見てて面白いですね。
自称IQ53万と言いつつ敵の攻撃を冷静に分析してると思ったら全部放り投げてただ勝利という結論しか出てこない東堂もなんというか良いキャラしてるなぁと。
そんな東堂の遂に披露された術式は「不義遊戯(ブギウギ)」と名付けられ、手を叩くことで東堂と誰かの位置を入れ替えてしまうというもののようです。
仕組みは単純ですが花御も言っていますがそれ故に応用性も高く相手にしてみれば厄介な性能を持っているとか。
それそのものよりも誰と変わるかという選択肢を押し付けることも嫌らしいようで花御は思考の迷路にはまってしまいます。
これに関しては相手にその性能を認識させる事が大事なので”説明する事で術式の強度が上がる”事は別にしても説明した方が効果的そうな感じがします。
ナナミンに続け虎杖の猛攻
実は黒閃の連続発生記録保持者だったという七海があるインタビューに答えています。
月刊呪術のような雑誌なのかテレビなのかわかりませんが、潜んでいるようで業界独自のメディアがあるのはびっくりです。
事件に関わっていないキャラクターが再登場して株を上げるのは面白いですが、逆にそれだけの才能があっても未だ領域展開の習得に至れていないというのが領域のハードルの高さを上げているような気もします。
七海の記録は連続4回だそうですが、それに並ばんと虎杖もまたハマってしまった花御に黒閃を次々と命中させていき、遂には記録タイの4連続目の黒閃が花御に命中します。
まとめ
ラストの煽りが「決着(キメ)ろ!!」となっているように花御戦は終盤に入ってそうですが、ここまでやってもまだ何かあるような気がしてしまいます。
やっぱり以前も言ったように協力したとはいえ今後、真人との再戦が待っていた場合にそれ以上の力を持つ花御を倒していたら茶番になってしまいそうなのに加え、決戦を控えたこの時期に夏油が戦力を失うような作戦を立てるのかな?という疑問が……。
やはり呪霊側とある程度痛み分けのような形になりつつ撤退という形になるのではないでしょうか。
ずっと花御と戦っているせいで内通者問題とか爺さんとハンガーラックの戦いとか歌姫の動きなどが放置されてますし、そちら側でも何かありそうな予感。
そういえば東京の理事長も重要そうな人物の元へと向かっているんですよね。
決着間近な花御戦の行方も気になりますが、他にも気になる事が多すぎる。
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