週刊少年ジャンプ2018年第52号(11/26発売)の呪術廻戦の感想です。本編のネタバレを含みますので読みたくない人は注意してください。
前回の第36話「京都姉妹校交流会-団体戦(3)」の感想はこちらから
第36話「京都姉妹校交流会-団体戦(4)」
続く戦い、虎杖VS東堂!
結局のところ問答の後も殴り合いを続けていたような2人。格闘戦の才能があるのか虎杖は東堂との戦いの最中にも学習して成長しているようです。
そんな中、がら空きの東堂に向かって逕庭拳を放つ虎杖でしたが加速しきる前に額で無理やり受け止められてしまい効果を十全に発揮する事ができません。
前回に東堂が不満に感じていたのはそんな逕庭拳にありました。逕庭拳の原理について解説する東堂は初見のわけわからん殺しには通用するが所詮はそこまで、特級には通用しないと言い放ちます。
それならばどうすればベストなタイミングで拳に呪力を乗せられるのか……という疑問もちゃんと理屈を立てて教えてくれる東堂。その説明で理解した虎杖と更なる殴り合いに発展します。
京都の学長に反抗していた時から薄々感じてはいたのですが、東堂ってただのちょっと変わった性格のバトルジャンキーなだけで物凄くいい奴じゃないかという気がします。
本格的に虎杖が成長するためのキッカケは手に入れましたし、この殴り合いはそろそろ決着つくのかな……?
やり取りは楽しいですが絵面は殴り合いだけで案外地味なのでそろそろ幕引きして欲しいような。
野薔薇の煽りに西宮&メカ丸怒る
そして所変わって西宮の落下地点を訪れていた釘崎&パンダペア。前回の話で喧嘩を売りに来た時からガラの悪さが目立っていましたが、冷静さを失わせる目的なのかなんなのか……他の京都メンバーの悪口を言いつつ煽りに煽る釘崎の迫力には仲間のはずのパンダすらも怖いと引いてしまうほど。
ロボットなのでという事でメカ丸=ペッパーくんという例えにはなんだか笑いました。
そういえばよく見かけたペッパーくんでしたが最近はソフトバンク絡みの場所でもないと見かけなくなりましたね。
真依とメカ丸の事で頭に血が上ってしまう西宮でしたが、京都勢もドライに見えてちゃんと仲間意識はあるんだなという感じです。
前回、パンダが解説していた通り学長の命令だけでなく未知のものに対しての恐怖とかも虎杖殺害計画に協調する理由にはなるのかな……?
交流会を通して所は違えど同じ学校の仲間と認めてくれれば呪霊とかに対抗するときに力強い味方になってくれそう。
ペッパーくん呼ばわりされてしまったメカ丸も激怒して襲いかかろうとしますが、妨害するパンダとの戦いに……。なんかもう呪霊退治をそっちのけで各地でタイマン勝負が過熱しています。
まとめと32話以降の展開予想
現状、学長の命令もあり敵対している京都勢ですが、なんとなく根からの悪じゃないのは見えてきたのかな。
そうなると結局のところ内通者が居るとしたら誰なんだろうという疑問が……。
今回釘崎VS西宮、パンダVSメカ丸の戦いも始まりましたし、なんだかんだこのシリーズも長くなりそうですね。しかも団体戦という事は個人戦もまだ控えている?
この様子だと去年も京都の学長は乙骨相手に里香を祓う名目で勝負を挑んで返り討ちにあっていそうな予感がしますが真相は謎です。少なくても乙骨が大活躍して東京が勝ったのだけは作中で示されているので間違い無いんですが。
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