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今までのイメージをぶち壊される異色の魔法少女漫画〜『間違った子を魔法少女にしてしまった』感想

くらげバンチで連載中の双龍さんが描く『間違った子を魔法少女にしてしまった』が面白かったので紹介します。既刊は4巻まで発行されており以下続刊。
間違った子を魔法少女にしてしまった 1巻 (バンチコミックス)

あらすじ

人類の敵・アタスンモから世界を守る、魔法少女の力を授かった女子高生・真風羽華代。 しかし可憐な容姿と類まれな資質を持ち合わせる彼女は、実はいちばん魔法少女にしてはいけない子で――!? 全ての魔法少女ファンに捧ぐ、異端にして最先端の魔法少女物語、開幕!

感想

表紙を見かけたときは邪道系魔法少女漫画でなんだかヤバそうだと思ったんですが、なんか別のベクトルにぶっ飛んでる漫画でした。
妖精たちの世界から来たミュというマスコットがアスタンモという悪魔のようなものと戦うために真風羽華代(まじば かよ)に魔法少女としての能力を与えたのですがタイトルの通り人選が間違えていた。
ニコチン中毒のヤンキーJK、勉強はできるようだけどはっきりいってキチガイじみているというご町内の平和を守る魔法少女のイメージからかけ離れている華代へ能力を与えてしまった。
しかし、そんな彼女は魔法少女がアスタンモと対抗するには魔法少女に変身して魔法で戦うのが普通のようなのですが、変身せずにそのまま撲殺してしまう格闘センスと魔法の潜在能力の持ち主だった。しかも最強クラスのアスタンモですらあっさり殴り倒すその体術は格闘ゲーム仕込みというズレっぷり。
マスコット役のミュの提言で魔法少女に変身して戦うこともあるのですがステッキは物理で殴ることにしか使わないとか……。やっぱりそんなところも間違っている魔法少女である。

その負の力がすごすぎて他の地区からアスタンモが全て地球めがけて集まって来ているようで作中ではゴキブリホイホイに例えられているのですが、殺意が半端なさすぎてむしろブラックキャップか何かなんではないだろうかと思います。
華代の性格周りがこんなですのでダークサイドよりな魔法少女だと『魔法少女まどか☆マギカ』然り『魔法少女育成計画』然りでマスコット役が可愛い外見に本性を隠したクズでボコボコにされると清々とするのがいつものパターンだと思うんですが、自分で選んでしまったとはいえミュはなんだか可哀想になってしまいます。
それにしても華代の魔法少女の衣装やセーラー服のスカートが短くパンチラも多いのですが、キチ顏のイメージが強くてサービスカットになってない。

事件で出会って舎弟になった雅二戸霊(まさにど れい)のヤンキー然としながらも実はカツラのリーゼントを外すとイケメンで礼儀正しかったりするギャップもまた面白いです。心酔しきって華代にベタ惚れになっている以外は常識人のようにも見える?
なんだか色々間違えまくっている華代だが、それでも自分が友人と決めた人物を傷つける奴は絶対に許さなかったりとか主人公らしい点も中にはあります。それでも1巻の終盤から登場するライバルの秀斎奈子(しゅうさい なこ)の方が真っ当な性格をしてそう。

怒涛のギャグのセンスになんだか酷いと思いながらも大笑いしてついつい読み進めてしまう勢いをもった面白い魔法少女漫画です。なんだか普通に飽きてネジが一本外れたかのようなぶっ飛んだ漫画が読みたいときにはオススメします。

[まとめ買い] 間違った子を魔法少女にしてしまった

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