週刊少年ジャンプ2018年第48号(10/29発売)の呪術廻戦の感想です。本編のネタバレを含みますので読みたくない人は注意してください。
前回の第32話「反省」の感想はこちらから
第33話「京都姉妹校交流会-団体戦0」
いよいよ迫る団体戦の内容とは
まず初日は「チキチキ呪霊討伐猛レース」という種目で行われ、3級以下もひしめく中で2級の呪霊を多く討伐した方が勝利するらしい。
元ネタは明らかに笑い方が独特なあの犬のアニメなんですが、有名とはいえ半世紀ほど前のネタって……作者の年齢って幾つなんだという疑惑が浮かび上がります。
よく見たら五条先生、校長に締め技食らってるのか。五条先生だと、そんな仕打ちを受けても納得してしまうのがなんとも言えません。
それはさておき、虎杖は遺影額を顔の前に掲げておく刑に処されています。 そんなことを言いつつ野薔薇の照れ隠しっぽいのが良いですね。
初対面だったのか2年の先輩達の個性的さに驚く虎杖ですが、読者的には慣れたけど彼らって個性的すぎるよなと思い出しました。
五条先生に借りた屠坐魔の返却を求められる虎杖でした。
因みにマンションの呪霊を祓いに行くときに五条先生が虎杖に渡した武器がこれなんですが、直後の少年院での特級との戦いで握っていた手もろともボッキリ折られてしまっているという……。その後の反応がなんだか悪い原因ってそういう事なんですね。
バツが悪くて五条先生に話を振っていますが、バレた後が怖いような……。
京都陣営の悪意
京都校は虎杖をどうにかして始末しようと算段をつけています。
主導しているのは京都の学長ですが、東堂以外のメンバーも乗り気なので、虎杖=非人間なので始末して良いというのは京都校の総意っぽいです。
そんな中で東堂だけはやっていられるかと外に出て行ってしまう……と思いきや理由が推しドルなのがらしいというか何というか。
会議の方が重要なのでその番組を録画しておけば良いんじゃないかと聞かれて、その答えがこれ……
流石の筋金入ったオタクっぷりで名言を残してくれます。
しかも裏工作大好きな他のメンバーは嫌っている様子で今度命令したら殺すなど檄を飛ばしていたりして好感触持てます。
京都校としても彼が敵対行動を取らないか警戒はしているものの、それ以上に虎杖が厄介という事で全員で虎杖に向かうとノーマークになってしまっています。いざという時のダークホースとして活躍してくれそうですね。
後は反応が微妙そうな五条先生の熱烈なファンの三輪とかは協力してくれるかも……?
さりげなく術師を呪力以外の方法で殺害すると呪いに転ずる可能性があることが示唆されましたが、百鬼夜行の際にアレされたはずの夏油がピンピンしているのってそういうことだったんでしょうか。
呪術高専にまさかの裏切り者が……!?
どうやら五条先生は高専内に敵との内通者がいると疑っているらしい。前回の話で夏油がすでに打っている策があるように言っていましたが、内通者を通して高専内で揉めるように仕向けたということなんでしょうか。
今までに出てきた東京校のメンバーはそういう人間ではなさそうですし、やっぱり京都の誰かなのか、それとも?
一言余計すぎて京都側の内偵を頼んでいる歌姫先生を怒らせてしまう辺り、流石の五条先生としか良いようがありません。人望ナッシングな理由がわかりすぎる……。
そして競技へと向かう虎杖達は……
何かを察していた感じの伏黒に虎杖は声をかけられ、一度は誤魔化そうとするも何かあったけど大丈夫なのは本当だと返事をします。やっぱり先の一件は虎杖の中でシコリとなって残りそうですね。
全員で勝つぞと意気込みを新たにして京都校への競技に挑みます。
格好つけたと思ったらオチがしっかりつく辺りこの漫画らしいというかなんというか……。
まとめと32話以降の展開予想
いよいよ次回から交流戦が本格的に始まっていきそうですが、団体戦って事は個人戦もあるんでしょうか。
しかし勝ち抜き勝負の試合形式かと思ったら競技形式とは裏をかいてくれます。
そのお陰で前回の話で去年のことも出ていましたが、人間が相手でなければ乙骨も里香ちゃんを行使できるわけだと納得もいきました。
そんな勝負ですが全員が一致団結している様子の東京校に比べて、京都校は策謀を働かせすぎて分裂寸前!?
更には内通者の話も出てきて……最初からそんな気はしていましたが、ただ対抗戦をやって終わりという風には行かなそうですね。
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