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アイドルのはずが実は……自由すぎる酒飲みマンガ『アイドランク』感想

メテオcomicで連載中の『UNCOntrollable』『いのりちゃんの残業日誌』などギャグ漫画を手がける宮場弥二郎を原作者に据え『カーグラフィティJK』のさきしまえのきが描く酒飲みコメディ。『アイドランク』の感想です。
既刊は記事執筆時点で2巻まで。メテオコミックでの連載ページはこちらです。
根本的なネタバレは避けているつもりですが止むを得ず触れてしまう部分もあるかもしれないので気にする方は要注意してください。

アイドランク(1) (メテオCOMICS)

あらすじ

アイドルだってたまには呑みたい!?
人気アイドルグループ“アイドランク”でリーダーを務める赤羽サキに訪れた久々のオフ。お酒を飲みに行きたいサキだったが――!?
「UNCOntrollable」の宮場弥二郎と「カーグラフィティJK」(KADOKAWA)のさきしまえのきがタッグを組んだハラハラドキドキなアイドル呑み歩きコメディ!

感想

表紙から可愛いアイドルが活躍するマンガかと思いきや、中身おっさんなアイドルが自由奔放に飲みまくるマンガだった。確かに掲げているのがビールの時点で怪しいのだがある意味で衝撃的すぎる……。
主人公でアイドルグループ「アイドランク」のセンターを務めている赤羽サキ、公称では19歳のはずが実年齢は23歳が飲みまくるのかと思いきや、もっと衝撃的なのが一番底なしなのが妹分の後輩系アイドルとして出てきたはずの大宮ほのか(本名は木下幸子)がサキ以上にアル厨だったという事実である。
しかも公称年齢15歳(ただし実年齢は22歳なので酒を飲んでも問題ない年齢である)にも関わらず隠す気が全くないところである。ダメだこいつ早くなんとかしないと……。
そんなほのかにサキや同じくグループのナンバー2である鶴子(実年齢と公称年齢が同じ)が巻き込まれていく様は良い意味で酷いとしか言いようがない。それにしても鶴子を除いてサバ読みすぎだろうこいつらと突っ込みたい。
隠す気が全くないので居合わせたファンも何となくそうなんじゃないかと気がついてしまう……だけどそこはファンの熱烈な信心でクリア。やっぱり酷すぎて笑いしか込み上げてこない。
そんな飲み様が生き生きと描かれていて楽しそうに飲んでいるのがこちらに伝わってくる。しかし、ほのかの酒に対するその執念深さはアイドルとしてやっぱりダメだろうという気しかしない……だけど満喫してて楽しそう。いちばんとんでもないのが公称年齢を盾に鶴子にお酒を阻まれた時のほのかの行動……物凄い執念だとしか言いようがない。
ドタバタとしながらもなんだか楽しげにお酒を飲むアイドルたちの生き様を見ながらこちらも楽しめる。そして居酒屋の雰囲気をまでも楽しめてしまうようなそんな愉快なマンガでした。

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