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二人で一人のアイツらが再び帰ってきた〜『風都探偵』感想

風都探偵はいわゆる平成仮面ライダーシリーズの第11作目となる仮面ライダーW(ダブル)のその後を描いたコミカライズです。ビックコミックスピリッツ誌にて2017年8月7日発売の36・37合併号より連載が開始され、現在6巻まで発売されています。

風都探偵 1 (ビッグコミックス)

『風都探偵』の見所と魅力を紹介

TVシリーズを知らなくても楽しめるストーリー構成!

平成仮面ライダーシリーズで最初の10作を区切りとした時に第2期と呼ばれるシーズンの1作目に当たる仮面ライダーWを原作に続編となる物語になっています。

ある事件の末に亡くなってしまった先代のおやっさんのハードボイルドを目指しつつ、だけどどこか女性に甘いハーフボイルド(半熟)な探偵『左翔太郎』と地球の本棚と呼ばれる知識の宝庫に接続する能力を持った天才少年『フィリップ』の2人で1人の仮面ライダーを主役として物語が描かれます。
原作のTVシリーズでは主人公の左翔太郎役を桐山漣がそして相棒のフィリップ役をあの菅田将暉が演じていた事で有名ですね。

風都探偵はそのTVシリーズからしてみたら続編なのですが必要な用語はその都度キチンと解説されていくので原作を観たことがない人が読んでも楽しめるものになっています。その反面で3巻ではとある場面を再現するようなシチュエーションも登場したりと原作を知っていればニヤリとしてしまう小ネタもありファンにも必見となっています。

原作とは似て異なるような登場人物たちも空気感は健在!

風都探偵での翔太郎やフィリップを始めとした登場人物たちは役者の面影をどこか残しながらも異なったビジュアルで描かれているのですが、その掛け合いからはハッキリとTVシリーズでの情景が思い起こされるような雰囲気を持っています。

それもそのはず風都探偵の外堀を埋める布陣は監修にTVシリーズのプロデューサーを務めた塚田英明を迎え、脚本も同じくTVシリーズの三条陸、作中の敵キャラクターのデザインも同じくTVシリーズのクリーチャーデザインだった寺田克也と『仮面ライダーW』のスタッフが再結集した上で作られているので不思議もありません。

新たなる事件は謎の美女とともに!

翔太郎が記憶喪失の謎の美女トキメと出会った事を発端に鳴海探偵事務所のメンバーは再び新たな事件に巻き込まれていきます。その正体を追うとともに翔太郎たちは探偵事務所へと飛び込んできた事件を調査することになるのですが、その裏には新たなる敵組織の影が……。

1巻で描かれる最初の物語では調査の中で翔太郎とフィリップの仲違いがあったり事件の真相がわかったかと思ったらそれが二転三転するので一体どうなってしまうのかハラハラします。

もちろん見せ場ではWやアクセルといった仮面ライダーたちの活躍が描かれる訳ですが、アクションシーンはTVシリーズには敵わない部分もありつつ逆に漫画になった事で原作では難しい表現も実現することができるようになったので最終的には負けていません。

まとめ

新たなる敵組織との対立を軸に1巻ごとに違った物語が描かれていくのですが、事件の一件落着でスッキリしつつも深まる謎に興味をそそられていく感じです。

やっぱり原作を知っていても知らなくても楽しめるのが面白いのですが、この作品から入って面白いと思ってもらえたら是非ともTVシリーズもチェックしてもらいたいという思いがあります。

TVシリーズではまだまだ幼さが残る菅田将暉の活躍するシーンなども見れたりするのでチェックしてみても損はないのではないでしょうか。

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