【週刊少年サンデー2021年8号】葬送のフリーレン第34話「英雄の像」のネタバレと感想

週刊少年サンデーに連載中の葬送のフリーレン第34話の感想です。

前回のフリーレンと昔馴染みのフォル爺のしんみりとした話も良かったですね。このリーダーにして……な感じの勇者ヒンメルのズレっぷりも面白かったです。
そんな前回の話を見ていない人はこちらからチェックしてみてください。

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今回は僧侶ザインがメインとなって彼の親友との関係が描かれます。

この記事ではそんな「葬送のフリーレン」34話のネタバレと感想&考察をまとめて紹介します。

目次

葬送のフリーレン 第34話のネタバレ

ザインの旅の目的は……

フリーレン一行の旅路は北川諸国のローア街道に差し掛かっていた。

農家に尋ねごとをしているザイン、それは彼の旅の目的を果たすためだった。
その目的は年上の色っぽいお姉さんと旅をすること……ではなく10年前に旅に出た親友と合流するため。

北側諸国の主要な街道を通りながらザインが足取りを探した結果、今までも目撃情報はあったらしい。
10年前だというのに目撃情報が残っていたことをシュタルクは驚いていた。それもそのはずザインの親友は特徴的でインパクトのある名前をしているからだ。
その名も戦士ゴリラといった。
シュタルクに戦士ゴリラの本名を聞かれたザインは怪訝そうな表情で返す。

昔から村の皆にも戦士ゴリラと本人が呼ばせていたせいで思い当たる節がないらしい。
ちなみにザインは僧侶アゴヒゲだったのだとか。
ザインは本名を知らなくても必ずそう名乗るので戦士ゴリラの名前だけ覚えていれば十分だと語る。

戦士ゴリラと名乗り本名は覚えられていないとか、さすがザインの親友といった感じの変人っぷりです。

オイサーストまであと少し!

大峡谷を超えて1週間も歩けば魔法都市オイサーストだという。
長い道のりだったと感慨深げにフリーレンの方を見るフェルン。
先へ進む前にザインの提案でとりあえず近くの集落によって休憩することになった。

集落の村でも住人に戦士ゴリラの手がかりを聞くザインだったが住人は戦士ゴリラのことは覚えていてもその向かった先はわからないようだ。
しかし仲が良かった高台の頑固婆さんなら……と貴重な情報を手に入れた。

昔のことなのに名前を覚えられているのが不思議かと思いきや、戦士ゴリラは中々忘れようがなさそうです。
戦士ゴリラが刷り込まれすぎてザインも本名を忘れていたり、変なやつだと言い合うザインとシュタルクの間の取り方が面白いです。

親友の手がかりを探して

早速、頑固婆さんの家を訪れるが本当に頑固なお婆さんで簡単に教えてはくれません。
条件として頑固お婆さんからいわゆるお使いクエストを受けるフリーレン一行。
ヒンメルとの旅でもお使いのような人助けは多かったよう。
こういうのが面倒な探し物や厄介な魔物退治につながっていくとフリーレンは不吉なフラグを立てていく。
お婆さんから頼まれた依頼をどんどんこなしていくフリーレンたちだったが、一向に心を開く様子はない。

最後に峡谷にある英雄の像を磨くようにお婆さんから言い渡される。
はるか昔に世界を救ったとされる英雄の像だったが、今は誰だったか名前を忘れられてしまっていた。
その姿はザインと写真で見た戦士ゴリラにそっくりだった。
フリーレンは見覚えがあったゴリラにそっくりな戦士の名前をクラフトだと話す。
感慨深げにクラフトと僧侶の像を眺めるザインは昔のことを思い出していた。

フラグは立てたら酷い事になるので黙っているべきだったのでは?
この作品は特に嫌なフラグは積極的に回収しにいく方な気もしますが……。

戦士ゴリラと僧侶アゴヒゲ

ハイターを村にあった同じ英雄を象った石像の元に連れてきた親友とザイン。
名前を忘れられてしまった英雄の像を見てザインの親友は勇者ヒンメルのように忘れられない英雄になると宣言する。
そんな様子を見てハイターは魔王を倒した勇者ヒンメルすらもいつかは忘れられてしまう英雄だと諭す。

忘れられない英雄を目指すため、幼き頃のザインの親友は名前にインパクトが大事とこれからは戦士ゴリラと名乗ると決めた。
流れでザインはハイターから僧侶アゴヒゲと名付けられてしまう。

インパクトがあれば良いってものでもない気もしますが、忘れられてしまいそうな名前だったらザインが足跡を追うことも出来なかった訳で……。
思惑としては大成功なのかも知れません。

別れてしまった行き先

現代に戻りザインによって英雄の像はピカピカに磨かれていた。
ゴリラにも同じことを頼んだがここまで上手くはできなかったと話す頑固婆さんだが名前のインパクトはバッチリだったと付け加える。
頑固婆さんにゴリラが一緒に歴史に名を残す英雄になると言っていた昔話を聞いたザインは複雑な表情で聴いていた。

頑固婆さんのおかげで戦士ゴリラの向かった先がわかったザインだったが、ゴリラが向かった交易都市テューアはフリーレンたちの向かうオイサーストとは別の方向にあった。

分かたれてしまった道に複雑な表情を浮かべるザインの決断はどうなる⁉︎

出来れば両方と言いたいところですが、そう簡単には行きません。
どっちを選んでも結局のところ最後には後悔してしまいそうなのが難しいです。

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葬送のフリーレン 第34話の感想と次回の考察

戦士ゴリラという名前のインパクトの強さとザインの親友が戦士ゴリラと呼ばれるようになった理由が面白かったです。

ザインがフリーレンたちと共にいくのか。それとも戦士ゴリラを追いかけるのか気になりますが、戦士ゴリラが本当はザインと一緒に旅したかっただろうことは頑固お婆さんの話を聞いてザインも感じているはず。
そうなるとザインは一時離脱の道を選ぶんじゃないかと予想します。

オイサーストを後回しにして全員でテューアに向かう方法もなくはないのですが、そうなるとフェルンが良い顔をしなさそうです。
ただでさえオイサーストが間近に迫って何か言いたげだったのに……。

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