【週刊少年サンデー2021年6号】貴族の息子代理になったシュタルクだったが……〜葬送のフリーレン第32話「オルデン家」のネタバレと感想

週刊少年サンデーに連載中の葬送のフリーレン第32話の感想です。今回も所々に笑いどころがありながら、しんみりとしてしまう良い話でした。
この記事ではそんな134話のネタバレと感想&考察をまとめて紹介します。

目次

葬送のフリーレン 第32話のあらすじ

息子代理はシュタルク

北側諸国の要塞都市フォーリヒを訪れたフリーレン一行。

フォーリヒは魔法都市オイサーストとの中継地点として有名街だった。

ようやく予定の道中を半分までたどり着いたフリーレン一行は補給のためにフォーリヒに立ち入ろうとするが、そこに貴族の馬車が通りかかった。

貴族にシュタルクが気に入られて屋敷を訪れる一行。

貴族は北側諸国の三大騎士と呼ばれるオルデン家だった。その祖父も強引な人だったと愚痴をこぼすフリーレン。

シュタルクに依頼があるというオルデン卿の言葉にフリーレンは立ち去ろうとするが、路銀は手元ばかりと苦しい状況をフェルンに訴えられ渋々依頼を受けることになってしまう。

オルデン卿から出身を聞かれシュタルクは答える。その答えを聞いたオルデン卿は自分たちの家系も元は同じ村の出身だったのだと答えた。街の英雄だったという長男のヴィルトの掲げられた写真の前にたどり着いた。シュタルクによく似た顔をしていたヴィルトだったが、1ヶ月前に魔族との戦いがあり敵の将軍と相打ちで死亡してしまったのだという。

不幸中の幸いだったのは、乱戦のために戦死を知るのが執事のガーベルと一部の腹心に限られていた事だ。

3ヶ月後に催される社交会でヴィルトの健在を示すというオルデン卿。報酬は金貨10枚と破格のうえ、フリーレンはオマケに魔導書一冊もつけてもらう。

そもそも破格の依頼であるはずが色をつけてもらおうとするフリーレンががめついです。シュタルクの問題なのでフリーレンは直接的に関与していないはずなのに……と言うのもポイントが高い。

シュタルクとオルデンの後継者

ガーベルから作法を叩き込まれるシュタルクは廊下で出会ったオルデン卿から剣技を教わることになる。訓練に向かう最中にオルデン卿の次男のムートが自主練に励む様を目撃するシュタルク。

思ったようにいかないムートに苦言を呈するオルデン卿の言葉を聞いてシュタルクは自分に重ねる。
迷うシュタルクの様子を見てオルデン卿は
優しく声をかける。改めてシュタルクはオルデン卿がムートの事をどう思っているのか問いただす。

兄ほどの才能はないが、努力家なのでいずれは自分以上に強い騎士となると内心ではムートの事を認めていたオルデン卿。
本音を聞いたシュタルクはムートに直接言ってやった方が良いと伝える。
いつも言っているから調子に乗って中々上達しないのだと息を吐くオルデン卿。それは大問題だとシュタルクは苦笑いで返した。

フェルンとシュタルクの関係は今回も見どころの一つ。オブラートに包まなくても良い関係なのかもしれませんがシュタルクに辛辣なフェルンは笑ってしまいます。

約束の日を終えて……

シュタルクと同じく作法を学ぶことになって驚くフェルン。それとも……と話を振られたフリーレンは行きたくないらしく応援するだけだった。

約束の社交会を終え、オルデン卿はガーベルに依頼料を支払うように指示する。

剣の腕を認めシュタルクさえ良ければ……と誘うオルデン卿の申し出をシュタルクは断る。

些細な言い争いの結果として言ってしまった”お前の顔なんて二度と見たくない”と心ない言葉を最後にヴィルトと死に別れてしまった過去に未練を抱えていたオルデン卿。そんなオルデン卿は良く似たシュタルクの姿を見た時は奇跡だと思っていた。

オルデン卿の後悔を明かされたシュタルクは尚更のこと残る訳にはいかなかった。シュタルクはオルデン卿の話と自らの育ての親だったアイゼンとの別れを重ねて、だから旅の土産話を持って帰らなくては駄目なんだと告げる。

シュタルクから館に残れない理由を聞いてオルデン卿は寂しそうに目を伏せた。

感動的な話を他所に報酬の魔導書にどれを貰うか半日悩み続けていたフリーレン。執事のガーベラもその様子に困惑を隠せないようだった。

失った兵力の回復にはまだまだ掛かりそうなオルデン家だったが、シュタルクはオルデン卿とムートの様子を見て跡継ぎには困らなそうだと呟いた。

普段は締まらないシーンも少なくないシュタルクですが、オルデン卿の未練を断ち切ったのは良い仕事でしたね。それに対してダンスよりケーキだし、オマケの魔導書を決めきれないフリーレンは……らしいと言えばらしいんですが。

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感想まとめ

貴族の息子を演じることになってしまったシュタルクが良い味を出していた話です。大切なものがずっと側にあるとは限らないなど端々では大事な話をしているようで、一行の特にフリーレンがゆるゆるしていて重苦しくなりすぎない空気感作りは本当にうまい。
こんな飽きない仲間たちと旅をしていたら持ちきれないぐらいの土産話になってしまうのでは?

オルデン家を後にした一行が次に向かう先、そしてそこではどんな物語が待っているのか来週の展開が楽しみです。

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