鬼才と鬼才のコラボレーションが凄すぎてヤバい〜「【推しの子】」感想

週刊ヤングジャンプで連載中の芸能界を舞台にした衝撃作「【推しの子】」を紹介します。
かぐや様は告らせたい」の赤坂アカがストーリーを書き、作画を「君は淫らな僕の女王」「クズの本懐」の横槍メンゴという鬼才のコンビ、そんな二人が組んで普通の作品が生まれるわけありません。

予想を良い意味で裏切ってくれる期待の作品の見どころと魅力をまとめて紹介します。

【推しの子】 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)

目次

「【推しの子】」の基本データ

連載媒体:週刊ヤングジャンプ
ストーリー:赤坂アカ・作画:横槍メンゴ
出版:ヤングジャンプコミックス(集英社)
コミックス:1巻〜

「【推しの子】」のあらすじ

「この芸能界(せかい)において嘘は武器だ」 地方都市で、産婦人科医として働くゴロー。芸能界とは無縁の日々。一方、彼の“推し”のアイドル・星野アイは、スターダムを上り始めていた。そんな二人が“最悪”の出会いを果たし、運命が動き出す…!? “赤坂アカ×横槍メンゴ”の豪華タッグが全く新しい切り口で“芸能界”を描く衝撃作開幕!!

「【推しの子】」の魅力と見どころ

予想の斜め上をいく驚きの展開

前述の通り「かぐや様は告らせたい」の赤坂アカ先生がストーリーを「君は淫らな僕の女王」「レトルトパウチ!」の横槍メンゴ先生が作画を担当しているわけですが、この二人が揃ってただで終わるわけはありません!
特にかぐや様から赤坂アカ先生を知ってコメディ路線を期待している人からしてみたら180度違う方向性に驚いてしまうはず。

第1話からして主人公らしき産婦人科医=ゴローと彼が推しているアイドル=星野アイが出会い交流を深めていく事になるのかと思いきや、いきなり妊婦姿で登場するアイやら彼女のために尽力しようとするもアイのストーカー事件に巻き込まれてしまい最後に繋がる展開やらでそんなのアリか⁉︎と唸らされてしまいます。

アイと子供達の話になってからも冒頭に不穏な空気を漂わせる周囲の関係者らのシーンを挟んでからの伏線回収はこういう事になるんじゃないかなと予想していても目の当たりにした時の衝撃は確かなものです。きっとこれからも読者の予想を良い意味で裏切ってくれるんじゃないかと期待してしまいますね。

双子に生まれたアイの子供達の正体とは!

ゴローの協力もあって無事に生まれたアイの子供は双子、それぞれ男の子の愛久愛海(あくあまりん)と女の子の瑠美衣(るびい)名付けられます。

正直、2人とも結構キツいキラキラネーム……某スクールアイドルアニメの2代目にも居るし瑠美衣は分からないまでもないのですが、愛久愛海くんが身近に居たらドン引きしてしまいそう。
セリフ回しといいその辺にいる一般人が持つ普通の感覚とアイとは違うんじゃないかと思わせる浮世離れした性格が垣間見えそうなセンスです。

元ゴローの愛久愛海と前世の瑠美衣は同じくアイの輝きに惹かれたもの同士になります。読者視点では瑠美衣が何処の誰だったのか、2人の因縁などは明かされているのですが現時点では当事者同士は知らぬまま。
果たして2人がお互いの前世が誰だったのかをどんな形で知る事になるのか、知ってしまったらどうなってしまうのか……その時が待ち遠しいです。

そんなこんなで先の展開も気になりすぎる……!

憧れのアイドルの子供に生まれ変わってから母親になったアイドルの身に訪れる結末まで物凄い疾走感を持って描かれる第1巻の話。その事件の裏には糸を引いている黒幕がいる様子、第2巻からはその正体が誰なのかを追求する動きになりそう。現在もう登場している人物なのかまだ見ぬ登場人物なのかと言った謎も用意されています。

その謎が解明されるまでの道のりも一筋縄じゃいかない予感しかしてきません。きっと予想だにしない展開が待っているのだろうなと思うとドンドン次の展開が待ち遠しくなってきてしまいます。

「【推しの子】」の感想まとめ

第1話の展開から良くある転生ものかと思いきや、そんな安易な考えを全力でぶん殴ってくるのが【推しの子】という作品です。実は両サイドを括っている【】もタイトルの一部になっているのだとか。

愛久愛海と瑠美衣は片目にマークが入っているのですがアイは両目ともだったりするのにも意味がありそう。アイの推しは2人の子供っぽい気配ですし、まさかね……と思いますがどうなのでしょうか。

全く新しい切り口で”芸能界”を描くというキャッチフレーズは大それたものですが、この2人なら

必ずこれから来るんじゃないかと予感させられてしまうほどの傑作ですので早いうちに是非ともチェックしてみるのがオススメです。

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