週刊少年ジャンプ2018年第45号(10/5発売)の呪術廻戦の感想です。本編のネタバレを含みますので読みたくない人は注意してください。
前回の第29話「成長」の感想はこちらから
死を目前にしてさらなる進化を見せた真人が見せる領域展開。一転、窮地に陥ってしまった七海の運命は……?
第30話『我儘』
死を実感した真人は領域展開を披露し、囚われてしまった七海。外側の悠仁も七海を助けようとするが……。
必中にして必殺の領域に閉じ込められてしまった七海ですが、こちらは必中の領域は展開する事はできないらしい。領域は全て真人とも言うべき……その掌の内にある七海はいつでも魂を変容させようと思えばさせられてしまう状態な気がするんですが、やっぱり死亡フラグを回収してしまうのか。
そんな七海が呪術師を辞めてサラリーマンへと逃げた理由を語り回想シーンへと……なんだかものすごくやってはいけないことをやってしまっているようで、逃げてナナミンって気がするけど逃げるところがない。
パン屋の店員と交流を深める七海だったが、なんだか良く同じパンを買っているらしい。そんな店員には蠅頭という呪いがついているのだけれども、ヘンテコなやつだと思われないがために放置。
呪霊の恐ろしさとか散々見せられているので嫌な予感しかしないんですが……。
お調子者の上司を前に真面目に後輩を教える七海だったが、その上司は人の幸せを考えない奴で、そんな下で仕事をしているせいか高校を卒業してから四年の間はお金の事しか考えていなかったのだという。
そんな七海は再びパン屋を訪れ、自分の仕事とパン屋の仕事を比較して語る。「そういう人間のサイクルから外れた仕事の方が金払いが良かった」と七海だったが、思うところがあったのか蠅頭を祓い、パン屋の娘の感謝の言葉を背にその場を立ち去るのだった。
そんな流れから五条のもとに電話をかける七海と電話を喜ぶ五条先生。こうして七海は呪術師に復帰したのであった。
そして現在、力を増すきっかけを作ってくれたことに感謝を告げる真人に対してもう大勢の人にもらったから必要がないと七海。格好良すぎるし、死んでほしくないんだけど満足げな笑顔がすでに運命を悟っている……。
終わったと思ったが、そこに今度は七海を助けるために悠仁が乱入してきた!
どうやら閉じ込めることに特化した領域は外からの侵入には弱かったらしい。しかし領域に引き入れた時点で勝ち確なのであまり関係がなかった……最大のイレギュラーさえいなければ。
魂に触れる真人の領域では自然と悠仁の中の宿儺にも触れてしまい、今度は容赦しないと念を押されていたのだが真人の行動は結果的にやらかしてしまう羽目になっていた。
容赦がない宿儺の魂の内側からの一撃は真人の領域を崩壊させるだけのダメージを与えていて……。しかし、そんな彼にとって興味の対象の伏黒以外はどうでもいいのであった。
まとめと29話以降の展開予想
フラグがビンビンに立っていたけど宿儺さんが一瞬でやってくれました。
某サッカー選手のテンプレばりに
宿儺半端ないって!あいつ半端ないって!
必中の領域めっちゃ反撃するもん
そんなん出来ひんやん普通
って感じです。領域展開を使える人が限られていると言う事は、それを修得するまで至っていた富士山こと漏瑚は「宿儺の指8〜9本」と言うだけあって強かったけど相手が悪かっただけなのか。
領域展開に閉じ込められてしまった七海の呪術師に復帰した理由が語られ、満足げないい笑顔を浮かべる七海……。あかん、死んでしまうやつや!!!
そんなことを考えつつその行く末を心配した七海ですが、死んでしまいそうなフラグを見事にへし折って再逆転の目処がつきました。次回予告での煽りもそんな感じですし、いよいよ真人との決着は近いんでしょうか。次回から2号連続センターカラーのようで楽しみですが、カラーのペースが速すぎるのではないかという気が……。
いつ復帰するのかわからないワールドトリガーを思い出しつつ心配になってしまいますが、負担かかりすぎないように頑張ってもらいたいです。
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