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ボンドが事件の後始末でヤードへの潜入作戦を敢行〜憂国のモリアーティ第29話「The Riot of Scotland Yard Act.1」感想【ジャンプSQ2019年1月号】

ジャンプSQ(スクエア)2019年1月号(12/4発売)に掲載の憂国のモリアーティ第29話「The Riot of Scotland Yard Act.1」の感想です。本誌のネタバレがありますので未読の方はご注意ください。
前回の第28話の感想はこちらから。

第29話「The Riot of Scotland Yard Act.1」

 

事件の終わり、新たなる始まり

ロンドン中に切り裂きジャック事件の犯人であるジャック・ザ・リッパーが無事に捕らえられたとの号外が流れる。

しかし、事件の首謀者たちは1人残らずに犯罪卿に抹殺されて、ホームズが被害者であると嘘の証明をさせられてしまったはず。

 

そんな真相を知るアルバートと彼から報告を受けたマイクロフトがそんな件について談話をしています。

”捕まえられませんでした”ではメンツが保てないので冤罪をかけて何処かの誰かに罪をなすりつける可能性があるのは想定内だが、それが何処の誰かまではわからなかったようです。

ウィリアムの口ぶりから先手を打ってジャックを保護したのかと思ったんですが、そうだったとしてもあくまでも可能性を潰しただけだったんですね。

 

アルバートは犯人の無実を証明して冤罪を狙ったものにそれなりの報いを受けさせること。そうすることで事件を迷宮入りのまま風化させる狙いをマイクロフトへ話します。

マイクロフトが帰った後でアルバートは早速、ボンドを呼び出すようにマネーペニーへと頼見ます。実はボンドというかアイリーンは既にヤードへ何度か潜入工作をした経験があるのだとか。

そしてヤードに居る内通者にもと連絡を頼むアルバート。政府ぐるみなので不思議でもないんですが、しっかりそういう場所にそういった人員は隠れていたんですね。

混乱のスコットランドヤード

 

その頃のスコットランドヤードは騒動の渦中にいました。市民たちはそれぞれに結構好き勝手なことを言っていますが、ヤードVS市民の対立って全く解消していないんじゃ……って気も少しします。

実は今回の事件で犯人として検挙されてきた人物は捜査の上には居てもあまり重要視されていなかった人物だったのだとか。

それを急に犯人として連れてきたのがアータートン主任警部の配下である警察官たちだったのだとレストレード。

確かに暴動寸前のチャペルの市民たちをさておいといて犯人逮捕に血眼だった人ですし何をやらかしても不思議でない……。

同期のパターソンと共に疑惑について考察するレストレードは普通に不当捜査を叩いただけでは今回は無実の市民を救えてもアータートン自身には逃げられてしまう……それでは解決になっていないと話します。

それではアータートンを根本的に追い詰める手段はどうする?と言ったところなんですが、アータートンに前科があればその偽装工作に使った資金の流れが何処かにあるはずとレストレードは裏帳簿の存在に思い当たります。

しかし、それでも内部告発では揉み消されてしまう……とパターソンはホームズに告発役の白羽の矢を立てます。

早速ホームズを呼びに出て行ったレストレードにパターソンは不敵に笑います。なんだか怪しい……。

呼び出されたボンドはQ課を訪れて……

 

作戦のために呼び出されたボンドにヘルダーは試作段階の自動拳銃を手渡します。

彼のことなので普通の自動拳銃ではなく何やら仕掛けのありそうな感じですがどんなカスタマイズをしてあるんでしょうか。

しかしその説明に聞く耳を持たなそうなボンドが目をつけたのはヘルダーが今日作りたてだという特別製の自動車。

なんとこの自動車、この時代にしては珍しくガソリン駆動らしい。

興味津々のボンドは早速パクろうとしますが、ヘルダーに阻止されてしまいます。

そんなヘルダーに屁理屈を捏ねて、からかっていくボンド……徐々に現れてきた本性が怖いw

 

アータートンの陰謀

アータートンは偽のジャック・ザ・リッパーを逮捕し自供を引き出すことで事件の幕引きを狙っていました。これがベストな解決策であると信じてやまない彼でしたが、そんな彼の元に部下のエイムズがやってきます。

どうやら犯人にされてしまった容疑者の弁護士が面会を要求してきたのだとか。それにアータートンはなんとしてでも入れ知恵させられてしまうのを阻止するべきだと断るように命令します。

外の騒ぎを聞きつけて庁内の警備レベルが上がっている、そのせいで免許の確認が必要でそれには翌朝までかかると面会謝絶のために理屈をこねるアータートン。その命令を受けてエイムズは部屋を後にします。

それを外で立ち聞きしていたのが、レストレードの同期であるパターソン。何やら動きが怪しいなと思うのですが……実は彼こそ内通者だったようで。

パターソンと面会し、ボンドの作戦開始

パターソンとバーで落ち合ったボンドは颯爽とあの自動車で現れます。

どうやら諸々の申請に時間が掛かってしまったせいで待ち合わせに間に合わないからって無断拝借してきたのだとか。

最初からそのつもりだっただろうと突っ込みたい気がすごくするんですが、これ。

どうやら本庁の警戒レベルを引き上げられてしまった事で彼の独力では立ち入らせることができなくなってしまったのだとか。

因みにレストレードがホームズを呼びに言ったのもボンドの指示によるものだったらしい。

もっとも警備が厳重なのが容疑者が捕らえられている5階でその中にはアータートンの持つ鍵でしか入ることができないらしい。

そのフロアにある機密資料室に裏帳簿が隠されているのではないかと話すパターソンにボンドは自分が裏帳簿を盗むと伝えます。

鍵のある部屋に入ることができなかったことはないと自信たっぷりのボンドでしたが、先ずはヤードの中に入らなくては話にならない。

 

ちょうどそこにいた嫌がる女性に絡む酔っ払いに手を出したボンドはこの件で自分を逮捕して連れて行くように話します。

確かに中に入れない建物に内通者が連行してきたと嘘を伝えて侵入するのはお約束みたいなものですね。

無事に?逮捕されて留置所入りしたボンドでしたが、彼にスーツケースを渡しにきたパターソンは更にレストレードがホームズを連れてきたことを知らせます。

全ての役者はヤードに揃い、いざ作戦開始となりました。

30話以降のストーリ予想&考察、作戦の行方は?

ジャック・ザ・リッパー事件の後始末をするためにスコットランドヤードに潜入することになったボンド。目的が隠された品物の奪取という事でシャーロック・ホームズの異伝や007というよりもミッション・インポッシブル的な香りも漂ってきます。

しかし、007といえばボンド・ガールの存在が付き物ですが今のところその気配はなさそうですね。

侵入して目的のものを奪取するに自信満々のボンドですが、うまく行くんでしょうか。わざわざ出してきた上にしっかりと持ち出しているので自動車の出番もありそうと考えるとすんなりと行かずに一悶着ありそうです。

安心安全のヘルダー印と太鼓判を押すガソリン自動車ですが、終いにはボンドが壊してしまって涙目になっている彼の姿が今からもう見えるような気がします。なんて不憫なお人……。

 

事件の解決に奔走するボンドのこれからの活躍ですが、どうなってしまうんでしょうか。やっぱり彼が思うようにスムーズに行く気がしない……。

 

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