普通のミステリ作品かと思いきや度肝を抜かれる一味違った作品『ミステリと言う勿れ』

世の中に推理マンガは多く存在しますが、その中でも田村由美の「ミステリと言う勿れ」は不思議な魅力を持ったミステリ作品です。

「真実は人の数だけある」と持論を持つ青年、久能整が行く先々で事件に遭遇し謎を解決していく物語なのですが巷の推理モノを想像していくと良い意味で裏切られてしまうようなマンガです。

今回はそんな「ミステリと言う勿れ」の登場人物やあらすじ、お得に読む方法を紹介していきます。

ミステリと言う勿れ(1) (フラワーコミックスα)

目次

『ミステリと言う勿れ』の基本データ

連載媒体:月刊FLOWERS
著者:田村由美
出版:FLOWERコミックス(小学館)
コミックス:〜7巻(記事執筆現在)

『ミステリと言う勿れ』のあらすじ

『BASARA』『7SEEDS』の田村由美、超ひさびさの新シリーズがついに始動!! その主人公は、たった一人の青年!
しかも謎めいた、天然パーマの久能 整(くのう ととのう)なのです!!

解決解読青年・久能 整、颯爽登場の第一巻!!

冬のある、カレー日和。アパートの部屋で大学生・整がタマネギをザク切りしていると・・・警察官がやってきて・・・!?

突然任意同行された整に、近隣で起こった殺人事件の容疑がかけられる。
しかもその被害者は、整の同級生で・・・。
次々に容疑を裏付ける証拠を突きつけられた整はいったいどうなる・・・???

新感覚ストーリー「ミステリと言う勿れ」、注目の第一巻です!!

『ミステリと言う勿れ』の登場人物

久能整(くのう・ととのう)

作品の主人公で探偵役。カレーを作るのが趣味で天然パーマのアフロが印象的な大学生の青年。マイペースで天然な性格をしていて、疑問に思ったことを口に出すことを遠慮がなく、本質をついた例え話などで必要以上に犯人を刺激してしまうことも……。

犬堂我路(いぬどう・がろ)

とある事件をきっかけに整と知り合った青年。自らの目的を果たしたことで逃亡の身になってしまう。
その後の消息は不明だが、整を好ましく思うところもあったようで整が入院した際には自らのお礼も兼ねて花束を送るなどしている。

「ミステリと言う勿れ」の見所と魅力

ミステリ作品でありつつ違う一面も持った作風

「ミステリということ勿れ」──というタイトルでも訴えかけているように読んでいるうちに「あれれ、なんか違うぞ!?」、これは良くあるミステリ作品じゃないぞと感じるようになってきます。

日本のマンガだと名探偵の孫や薬で小学生になってしまった高校生探偵のような状況証拠を優先する現場探偵とは違い容疑者たちとの会話から事件を推理していくスタイルは安楽椅子探偵ものに近いかも知れません。

そのため焦点を当てられるのはミステリ作品の定番の”Whodunit(誰が殺したのか)”や”Howdunit(どのように犯行を遂げたのか)”ではなく、犯人がなぜ罪を犯したのか”whydunit(犯行動機)”の部分に重点を置かれてストーリーが描かれていきます。

罪を罰して人を罰せずという感じで動機を重きにおいたためか望んで罪を犯した訳でもない登場人物が多く(救いようがない人もいますが)犯人に事件を起こす以外の別の道を選べ無かったのか気がついたら考えさせられてしまいます。

盲点をついた物語には良い意味で裏切られる

殺人事件の容疑者として連行されてしまった整、凶器の果物ナイフからは指紋も発見されている──という状況でその時についてしまった指紋と整の家からナイフを盗んだ誰かが指紋がつかないように手袋をして犯行におよんだ場合とどうやったら見分けがつくのか。チャラチャラして苦労もしていないように見えるお坊ちゃんは本当に苦労をしていないのか。

”真実は人それぞれの数だけ存在する”と整が話すように見方によって全然違う印象にも思えてくるのが面白いです。まるっきり似ていないようで似たもの同士にも思える犬飼我路と整の関係はその際たるものかもしれません。

学術的な整の考え方が面白い!

今までの魅力ポイントでも触れていますが、登場人物にそれぞれ千差万別な考え方があって表に出てきやすい作風なのが興味深いです。

例えばバスジャック事件の際に犯人から過去の罪を自白させられて、いじめで強要されて万引きを行なったせいで駄菓子屋を潰してしまった青年に日本では何故いじめられている側が逃げなければいけないのかを問いかける。事務所で毎日コツコツと働いている女性をバカみたいと言って大陸に渡った元カレの話を聞いて毎日コツコツと働く人のおかげで飛行機が動かなければ元カレも大陸へ渡れなかった話など、考えてみれば当たり前だけど普段は考えもしないような話が多く犯人探しの本筋以外の点が物凄く興味深いです。

『ミステリと言う勿れ』を無料でお得に読む方法は!?

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『ミステリと言う勿れ』の感想まとめ

『ミステリと言う勿れ』と言う作品はミステリの体裁を取っていますが、もっと違うことがよく知れるようになるマンガだと個人的には思います。整が”真実は人の数だけある”と語るように人は同じように見えても全く違っているもの。

そんな他人の気持ちや考え方をどう思っているのかじっくり考えてみるような、そう言う事柄について深く知れるようなテーマを持った作品のように思えます。

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