更に混迷を深める渋谷で最後に微笑むのは⁉︎〜呪術廻戦 第89話「渋谷事変⑦」ネタバレ感想

今週の呪術廻戦を読了しました。

渋谷地下の攻防戦は花御を祓われてから時間稼ぎに徹する漏瑚に対して人質が減る事により勝機を感じている五条という構図に。近接戦だけで花御を祓ってしまうなど五条が強さを見せて夏油たちは本当に彼を封印する事ができるのか疑問が湧いてきたところでしたが、そこに虎杖たちが向かっていた明治神宮から真人が改造人間たちを引き連れて来襲。
なんだかヤラカシてくれそうな真人がやってきた事でもしかしたら勝負の潮目が変わるのではないかと予感させるような終わり方だった前回の話。
果たしてこの事件で一番利するのは五条か呪霊たちか、それとも夏油なのか。更なる展開を見せる今回の話を見て行こうかと思います。

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目次

呪術廻戦 第89話「渋谷事変⑦」

真人の増援で渋谷の地下は更なる激戦に……

改造人間たちを引き連れて五条との戦いへ合流した真人。彼の行動なのか裏で糸を引いている夏油の協力もあるのか天井の穴から人質が更に追加されて五条に対する負担は増え続けます。
張相も少しはやる気になったのか戦闘に参加していますが呪霊たちのコンビネーションがあっても五条には凌がれてしまいます。

まさに最強な感じの五条ですが人質が追加投入されている状態だと被害は増え続ける一方。こっちに引きつけておけば良いのでしょうが改造人間1,000体が相手ではフォローが難しそう。
仲間が居れば良かったのかもしれませんが予め触れられているように五条が強すぎて誰を連れてきても逆に足を引っ張る事にしかならないのがネックになっています。

放っておくと他の階に閉じ込められていた人にまで被害は拡大を続ける一途なのでなんとか対処しなくてはならないのですが、被害を増やさないためには一般人を巻き込んでしまうような大技を使うわけにもいかず五条を縛るためのロケーション設定がここにきて効いてきている感じがします。

五条が天才っぷりを見せて事態の打開を図るも、まさか⁉︎

”ある程度”の犠牲は許容しつつもその範囲に収める事が難しくなってきた現状で五条は地下5階の人間を犠牲にして領域を展開する必要性に迫られます。しかし助けるべき人質を自ら殺す事を受け入れなくてはいけない事にもなりポリシーとして考えにくい。
そんな矛盾をどう解決するのかと思ったら五条は領域を展開。しかし一般人に後遺症を残さないような0.2秒という僅かな時間を設定していました。
その時間は五条の根拠のない勘ですが生き残った人間が2ヶ月後には社会復帰する事が可能だったようでギリギリを攻められるのは天才たる所以なのかなと感じさせます。
しかも解除後の5分足らずの僅かな時間で改造人間に的を絞り全滅させてしまうなど相変わらず半端ない強さを見せる無敵っぷり。

結局どんな策を弄しても五条を止める事なんで出来やしないんじゃないかという気すらしてきますが夏油はこの行動を読んでいたようでいつの間にか獄門彊が放り込まれています。
ファミレスで見せられた漏瑚が興奮を隠せなくなってしまう呪具ですが、どんな能力を秘めていてどうやって五条を封印しようというのか。五条は訪れた最大のピンチを切り抜ける事ができるのか次回の展開が気になります。

まとめ:最強の危機の行方はどうなる⁉︎

夏油により五条封印の王手がかかったところが今週の引きになりました。
結果が気になるところですが年末進行も絡んで合併号なので続きは随分と待たされてしまう事になります。
劇中で最強の名前を欲しいままにするように一人居れば全部解決できそうな桁外れの強さを誇っていたりして封印されてしまうのではないかという見方が一般的のようですが果たしてどうなるんでしょうか。
今回の事件で花御こそ祓ったもののこれまでは一矢報いながらも肝心なところで夏油陣営の手の内に収まってしまっていた展開が続いていたようにも感じるのですが、高専の逆転の一手はあるのかも気になります。第0巻の主人公にして五条や夏油と並び4人しか居ない特級呪術師であり一番良いところで登場するとされている乙骨の出番も待たれますね。

 

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