動乱続く渋谷でそれぞれの想いが交錯する〜呪術廻戦 第88話「渋谷事変⑥」ネタバレ感想

明治神宮に貼られた帳へと侵入した冥冥班でしたが、虎杖が蝗GUYを祓うことには成功したものの肝心の真人に出会えませんでした。
そこに確かにいたはずの真人が向かう先は五条の待つ渋谷⁉︎と言う事で再び狙われている五条が中心にハロウィンでの決戦が描かれています。

人間に対して敵意こそあれど憎めない漏瑚と違って純粋に悪意の塊でしかない真人が相変わらずエグい……。
彼の動き如何によっては波乱を巻き起こしそうな渋谷決戦の感想です。

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目次

呪術廻戦 第88話「渋谷事変⑥」

未だ余裕の五条だが夏油の思惑は彼をピンチに追い込む事⁉︎

花御が祓われてから漏瑚は時間稼ぎに徹した戦い方に変更したよう。
近接戦闘だけでも圧倒的な戦闘力を持っていることを見せつけられた以上、目的を果たすためなら五条とまともに取り合おうとする方が無謀なので的確な判断にも思えます。
しかし夏油の様子を見ると単純に彼が呪具を使って何らかの儀式を行う時間を稼ぐのではなさそう。このハロウィン決戦を描く直前に敢えて五条と夏油の過去編を掲載した事に意味があるのだとしたら、もしかしたら五条を出し抜いて星漿体を暗殺するために甚爾(伏黒父)が行ったのと同じことをしようとしているのではないでしょうか。
それを考えると現在の五条は未だに余裕を持っていそうに思えます。一般人の人質も目減りしていますし、残された人も危険を察知して五条から離れ始めたようで時間が経過してスペースが空けば漏瑚を捉える事ができると推測しています。
そうなってしまえば五条の勝ちは揺らぎませんし、封印するという計画は失敗に終わってしまう事でしょう。

真人に執着する虎杖は彼の狙いに気がつくが……⁉︎

明治神宮を進み虎杖と合流した冥冥班は地下鉄駅へと突入。蝗GUYをあっさりと祓った虎杖を既に一級レベルだと評価する冥冥に対して称賛を受けた方の彼は嬉しくなさそう。

そこにいたのが今度出会った時には絶対に祓うと決めている真人ではなかったのが大きいのでしょう。術師への伝言役として残された一般人が時間差をつかってなのか目の前で変形させられてしまった事で確信に変わった時の悔しそうな表情といい間違いないでしょう。

伝言から真人が改造人間たちを渋谷に向かったのに気がついた虎杖でしたが、追いついて今度こそ決着をつけれるのでしょうか。
今まで因縁を結んできたのは此処で決着をつけるからこそと言う気もしますが、メカ丸が彼に倒されてしまっただろうのを考えると京都勢を抜きにして決着をつけてしまうのも惜しいような……。

悪意の特急列車が到着で五条が更に追い詰められる!

そんな虎杖から追われる真人は渋谷へと到着。逃げれると思った一般人が殺到するも改造人間が敷き詰められており更なる被害が増えてしまいます。
五条から距離を取っていた一般人も殺気だって周りを縫うようにして逃げているので一気に動きにくくなりました。

閉じ込められた人たちをちょっとだけ残して週末に狩りをしようと言う真人と森ごと焼き払ってしまおうと言い出す漏瑚はやはりと言うか呪いそのもの。人を虫ケラかオモチャのようにしか思っていなさそうなあたり祓われるべき存在に思えます。
そんな真人の行動に五条は追い詰められてしまうのか、それとも逆転の一手がまだあるのか。渋谷決戦に登場が期待されている0巻主人公の乙骨は登場する機会があるのかなど続く渋谷での戦いに期待がたかまります。

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