命を賭けたソーシャルゲームに立ち向かう異能バトル「ダーウィンズゲーム」感想

『別冊少年チャンピオン』で連載中のFLIPFLOPs先生が描く『ダーウィンズゲーム』が面白かったので紹介します。既刊は15巻まで発行されており以下続刊。
ダーウィンズゲーム 1 (少年チャンピオン・コミックス)

目次

あらすじ

見知らぬアプリ「ダーウィンズ・ゲーム」を起動させてしまった高校生・カナメの前に、対戦相手のパンダ男現実に現れ…!? 生死を懸けたソーシャルゲームが始まった!!

感想

友人からソーシャルゲーム『ダーウィンズゲーム』の招待状を受け取ってしまったことから、現実を舞台にしたそのゲームに巻き込まれてしまった主人公である須藤カナメ。
ダーウィンズゲームの実態は得体の知れない実態によって隠滅され、その爪痕を器物損壊事件として追っている刑事たちにも手がかりが全く得られないほど。
そんなカナメの前に現れて戦いを挑んできたのは地元の球団マスコットであるパンダ君でした。そんなパンダ君と追いかけっこをしている間は緊迫とした空気が流れています。

しかし、彼との戦いやトップランカーのシュカと一悶着あった後に彼女の協力を取り付け、異能とは一体なんなのかを知ったカナメはメキメキと頭角を現していきます。

一応、ポイント全損してしまうと死亡し、どこかへ転送されてしまうというリスクはあるのですが主人公補正でカナメはどんどん強く、そしてたくましく成長していくので余りデスゲームとしての緊迫感のようなものは少ないのかも知れません。
どっちかといえばデスゲームを舞台にした俺ツエー系異能バトル物の方が近いのかも?

そんなことを言いつつも敵も最序盤のパンダ君のような初心者狩りしか出来ないような弱小プレイヤーとの戦いではなくなってくるので油断もならないのですが……。

ダーウィンズゲームとは果たして誰が一体どんな目的で行っているゲームなのか。どうすればこのゲームをクリアすることができるのかといった世界の謎も物語の良い味を出していて惹きつけていきます。

ストーリーとしても面白いのですが、女の子が魅力的に描かれているのもこの漫画の良いところ。ヒロインのシュカに情報屋のレイン、トップクランのボスに戦いを挑んで一瞬で殺害されてしまった子などもさりげに可愛い。
男性キャラの活躍ももちろんなのですが、そんな女の子たちが武力や知力で活躍する様も見てて楽しいです。

一見奇をてらった設定に見えて実に王道な能力バトルマンガでオススメですので是非とも読んでみてください。ピッコマでなら途中まで無料で読むことができますのでそちらで試してみるのも良いかもしれません。

ピッコマ

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