難しいからこそ挑戦する事を諦めない!〜「クレーンゲームはやめられない!」の見所と魅力を紹介

「クレーンゲームはやめられない!」はガンガンJOKERにて連載中の高瀬飛鳥によるゲーセンコメディ漫画。推しキャラのために様々な種類のクレーンゲームへ挑む女子高生の話で単行本は1巻まで発売されている作品です。

そんな「クレーンゲームはやめられない!」の魅力と見所を紹介していきます。

目次

「クレーンゲームはやめられない」の魅力と見所

クレーンゲームに一喜一憂する女子高生たちが可愛い

ファミリー向けのキャラクターの可愛いぬいぐるみからオタク向けのマニアックなグッズまでよりどりみどりを取り揃えているクレーンゲーム。今やゲームセンターの定番となり、入口から店内に一歩踏み入れると一番目立つところに置いて幅広く様々な景品が取り揃えられた機械が並んでいることが多いアミューズメントの王様みたいなものになっています。
毎週のように数多くのプライズ(景品)が出ていて中にはアミューズメント限定としてクレーンゲームでしか手に入らないものも……。
「クレーンゲームはやめられない!」は主人公の星峰理宇が友人の御友杏奈を始めとした登場人物たちとともにそんなクレーンゲームに情熱をかける様を描いた物語になります。

いわゆる音ゲーである「アイドルはやめられない!」に登場する「早苗イバラ」というイケメンキャラクターを推している理宇は何としてでも推しグッズを手に入れようとクレーンゲームに挑戦していくのですが一筋縄でいかないのが常。狙っているグッズが中々取れずに湯水のようにお金を使ってしまったりします。「あと6回もあれば絶対に取れます!」と言い張る理宇に「そのセリフ3回目!」とツッコミを入れる杏奈とのやり取りなどつい笑えてきてしまいます。

リアルのクレーンゲームの参考にも!?

ぬいぐるみは少しずつ移動させて最後は落とすとか小さい箱もの用の筐体は一発勝負など実際にクレーンゲームに挑戦する時のアドバイスのようなものも触れられています。それでも狙っているぬいぐるみや箱がどんな形をしているか、どれぐらいの大きさなのかにもよるので大雑把になってしまうのですが……。

個人的に一番わかりみが深かったのがどうやっても取りにくい状態にハマってしまった理宇が店員さんに声を掛けた場面で、実際のプレイで困った時も作中のように店員さんに相談すればアドバイスをくれたりきっと助けてくれるはずです。

そして作中でも理宇の心からの叫びを聞いてドン引きしながら声を掛けられた店員さんは遠目から見ています。店員さんは声を掛けられた客の事は気にしていますので幾ら挑戦してもダメな時は取れ易い位置に移動してくれることもあるので困った時は積極的にヘルプをお願いするのも一つの手段……と盤外でも参考になるような部分があったりします。

女子高生たちの三角関係や友情も面白い

主役の2人だけでなく理宇の幼馴染で腐れ縁の男子高校生である小間塚といったキャラクターも登場しゲームセンター以外の関係も盛り上がります。

杏奈の事が気になっている彼は理宇に杏奈と一緒にゲームセンターへ誘うように頼み込むのですが、理宇と杏奈の関係や理宇と小間塚の意地の張り合いもあって面白いドタバタ劇に仕上がっていますよ。脈アリかと思ったら実は……なオチも必見です。負けないように頑張れ小間塚君よ!

また一風変わったDリングの攻略と共に理宇が杏奈のLINEでのフレンド申請を四苦八苦してしまう話も今風な感じで面白いです。果たして理宇はプライズと杏奈のIDを手に入れることが出来るのか!?
その顛末は自分の目で確かめてみてください。

「クレーンゲームはやめられない!」を無料で読むには!?

「クレーンゲームはやめられない!」の掲載誌が「ガンガンJOKER」なのでスクウェアエニックス系の無料漫画アプリにありそうなのですが、現在のところ「マンガUP」「ガンガンONLINE」共に配信されてはいません。

出来るだけ安く読みたいと思うのであれば、「U-NEXT」か「FOD」の無料期間を利用するか「ebookjapan」「BookLive!」でクーポンと併用して購入するしかなさそうです。電子書籍をお得に購入する方法についてはランキング形式でまとめてみたので参考にしてみてください。

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「クレーンゲームはやめられない!」の感想まとめ

デフォルメされた女子高生が時に喜び、時に思わぬ苦戦に嫌な表情を浮かべてしまったりする様子がとても可愛いと思ったのがこの漫画を読みきった時の第一印象です。

クレーンゲームで大切なのはプライズを勝ち取った時の喜びも勿論ですが、それだけでなく賞品獲得までにたどり着くまでの過程を楽しむことにあるというのが伝わってくるような面白さだったのではないでしょうか。

この漫画を読んだらそのままゲームセンターにふらっと寄ってみたくなるような良い作品ですので是非とも読んでみてください。

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