源の行動は吉と出るのか凶と出るのか/モーニング46号『ハコヅメ〜交番女子の逆襲〜』174話ネタバレ感想

2021年10月14日(木)発売の『週刊モーニング』46号にて掲載されている『ハコヅメ〜交番女子の逆襲〜』174話の感想です。虎松の残したデータを手に入れるため、塩谷は虎松の住んでいたマンションを訪れましたが、通報を受けて訪れた警察に追い詰められたせいで立てこもり事件へと発展してしまいます。

先週の話の詳しい感想を知りたい人はこちらもチェックしてみてください。

かなろぐ。コミック

源の交渉に塩谷は菜摘ちゃんの代わりの人質として藤か川合を要求しますが……。嫌なフラグが立っているのもあり、無事に事件が解決してくれるかヒヤヒヤする展開が始まっています。

目次

源誠二の乱

源部長が上層部に現状を報告をしたところ、人質交換を行わない方針が示されます。でも、このままじゃ危険だと判断した源は独断専行で川合を連れて塩谷の元に向かう準備中。

確かに引き伸ばそうとしても覚悟が決まっている塩谷には逆効果。そんな源の内心を知らず刑事課長は元上官や同期などにアタリをつけて説得役に当たらせると言いますが不服そう。

もし派遣されるなら元情報班のメンバーでしょうか。特に閣下なら息子を落ち着けたうえ、塩谷の確保に向けて強力な味方になってくれそうな気はします。しかし悠長にしていて救援が間に合うのかどうか問題になってきます。

結局、間に合わない危険性よりもいち早く処理をすることを選んだ源は上の判断を無視して独断で人質交換に動きます。「事件は会議室で起きてるんじゃない、現場で起きてるんだ!」って奴でしょうか。これ以上の血は流れてほしく無いですが……。

人質交換に源の選択した相手は……

前述もしましたが、代わりの人質に誰を選ぶかの問題は川合で決着しました。相性を考えると藤よりも川合がしっくりくるのとか、源が藤を大切に思っているために危険にさらしたくないのは分かります。でも、それを踏まえた上で源が選ぶのは藤であって欲しかったです。

理由はイロイロとありますが、一番は藤の気持ちはお姫さまみたいに守ってもらいたいわけじゃない気がするんですよね。どんな無茶でも納得してくれそうなのは確かに川合なんですが、解決を急ぐあまりに中富課長らの言うとおり源は少し冷静さを欠いている気もします。

さらにヤバいフラグが……

意識がもうろうとするなかで伊賀崎交番所長は虎松の家には拳銃があるかも知れない事を告げます。しかし東京組が持っていってしまったため防弾チョッキが不足してしまいます。防弾チョッキも無しで再び塩谷の元へ向かうとなるとまさかの事態も起きかねません。

それを踏まえて源たちに拳銃の件はまだ伝わっていないのですが、拳銃の有無を抜きにしても危険な場所に行くのは間違いないので心配になってきます。

なんとか塩谷を説得して無事に事件解決する事ができるのか。少なくても川合が校長になる未来は示唆されているので殉職してしまうことはなさそうですが……。

まとめ

今週の展開に期待して待っていましたが、塩谷立てこもり事件の中編って感じでした。面白かったですが、また期待と不安を抱えながら来週を待たなきゃいけないんですね。

それにしても源が暴走気味だったり、藤が蚊帳の外になってしまっている点は気にかかります。伊賀崎ハコ長の疑惑を秘密にしたせいで険悪な仲になった2人ですが仲直りできるのかが問題です。

拳銃の存在を知っていたことも含めて、やっぱり虎松と伊賀崎ハコ長は今でも繋がっていそうですが、今のところは胸襟が開かれなさそうなのも答えを考えるのが楽しみかも。

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