犯罪卿が消えた世界で残された人々は…‥…!?〜憂国のモリアーティ第56話「最後の事件第九幕」のネタバレと感想

ジャンプSQ(スクエア)2021年4月号に掲載の憂国のモリアーティ第56話「最後の事件第九幕(The Final Problem Act.9)」を読みました。

前回までは犯罪卿の計画の幕引きとしてウィリアムが最後の事件を起こし、ホームズはウィリアムという大切な友人を助けるためにライヘンバッハの滝の再現をしながら思いをぶつけ合いました。

多少は気持ちが揺れ動いたかもしれませんが、最期は初志貫徹して自らの犠牲をもって全てを終わらせたウィリアムの負けるが勝ちでしたね。

犯罪卿は潰えましたが物語はまだ終わっていません。

果たして今回はどんな話が描かれていくのか、この記事では本誌のネタバレのあらすじと次回の考察をまとめています。

目次

憂国のモリアーティ第56話の感想

犯罪卿の消えた世界

シャーロック・ホームズとウィリアム・モーリアティが建設中のタワーブリッジで死闘を演じてから三ヶ月が過ぎていた。

多くの人数を動員して長い期間で広範囲を捜索したものの2人の姿は見つからない。
そんな状況でもルイスはウィリアムが何処かで生存していると信じていた。

そんなルイスはマイクロフトからの招待を受けてディオゲネス・クラブを訪れていた。
席に腰を掛けたルイスにマイクロフトから一冊の本が差し出される。
それはマイクロフトがワトソンから献本された事件を元にした小説だった。
本の中での”モリアーティ教授”は世間から忌み嫌われたかつてない巨悪として名探偵の宿敵を演じていた。

帰ってきた男

犯罪卿たちが国のために命がけで計画を進めていたことにマイクロフトは感謝を表す。

その計画が完遂されたことで貴族院と庶民院での会合で貴族の口から旧来の支配体制から脱却が意思表示されるなど変化が訪れていた。
ただし代償としてモリアーティ家はホームズ家と同じく国に対して未来永劫の罪と罰を背負うことになってしまう。
その償いのために生きているというルイス。
そしてアルバートは女王陛下からMI6への再任を恩赦されながらも辞退し、自らの責任が全てを招いたこととして幽閉を望んでいた。

ジェームズ・ボンドにヘルダー、フレッドやジャックとパターソン警部は新たな指揮官の就任を待ちつつ次の作戦の準備を進めていたが、ただ一人モラン大佐は事件以降行方をくらませている。

それぞれが自分の成すべき道へと進んでいる中、マイクロフトはルイスにあらためて覚悟を問う。
自らの決意に変わりがないというルイスの手にマイクロフトからMI6が託される。

新たな”M”となったルイスはウィリアムがどこかで生きていると信じて美しい世界を守り続けることが自分の使命だと考えていた。

さらに三年の時が過ぎ、フランスのパリで待ち構えていた男から手紙を受け取った後ろ姿は……。

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今回の感想と57話以降のストーリ予想&考察

最後の事件から世界がどのように変化を遂げたのか、残された人々が何をしているのかが描かれました。

ウィリアムと同様にアルバートも自分なりの責任の取り方を見つけていたようで厳しい幕引きになってしまいました。
残されたルイスには重責ですが後を託されたものの役割をしっかり果たしていくようですね。
犯罪卿陣営が正式にMI6のメンバーとなったことで初期のように無法者たちが悪を裁くスピンオフも作れそうです。
しかしモラン大佐は思うところがあるのか居なくなってしまっています。

次回からは大空白時代に何をしていたのか分かりませんが、やっぱり生存していたシャーロックが『空き家の冒険』に挑むようです。
ところで生死不明は生存フラグだと思いますがウィリアムはどうなってしまったのでしょうか。
またシャーロックとウィリアムが協力して一つの事件を解決する話も見てみたいような気がしますが……。

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