深刻になる事態の中で星漿体の少女がまた愉快な変わり者すぎて面白い〜呪術廻戦 第67話「懐玉−参−」ネタバレ感想

五条たちの過去編その3。星漿体の少女は既に敵の襲撃を受けていて戦闘に突入!
そんな裏では盤星教が伏黒父を仲間に引き入れて暗躍しようとしています。そんな状況で果たして五条たちは星漿体の少女を守り抜き依頼を果たす事ができるのか……。
そんな状況を受けて今回は話がどう動いていくのか感想をまとめました。

以下ネタバレを含む本編の感想のため、読む時は注意してください。

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目次

呪術廻戦 第67話「懐玉−参−」

星漿体の少女を狙う敵たち……その動向は!?

依頼を下された五条たちは星漿体の少女が居るというマンションへ向かうも既に「Q」の魔の手が迫っていて……。そんな前フリで終わった前回でしたがある意味で予想以上の結果に終わっていました。

気がついたらもう既に倒されてしまった後で、その実力の片鱗すら見せられずじまいとか小物感漂っていたとはいえ無残すぎる。

やっぱりこの2人を相手してしまえば結局のところそうなるよねっていう感じです。恐らくは彼らも本当は準一級から三級相当の手練れだったんでしょうけど相手が悪すぎました。
作戦失敗に留まらず最大戦力のバイエルが五条に敗れて離脱してしまったおかげで「Q」は組織も壊滅してしまい踏んだり蹴ったり。
片方が居なくなったとはいえ少女を狙う相手には伏黒父を仲間に引き入れた盤星教が残っています。正攻法で来てくれた「Q」に対して伏黒父は搦め手が得意そうに見えますし簡単には行かなそう。

そんな盤星教に雇われた呪術師2人が向かった先は江戸川競艇場でしょうか。伏黒の話だとダメ親父のようでしたがギャンブラーだったんですね。

伏黒父はさすがに元御三家なだけあって彼我の戦力差は重々承知している様子。最強を自負する連中が絡んでくるとはつゆ知らずにノコノコ出ていった「Q」の哀れな末路を考えると説得力があります。

真っ向勝負をしても勝ち目がないので伏黒父は先ず五条たちを消耗させてそこを叩く作戦に出ました「このレースのように当たるはず」と格好つけてますが肝心の舟券は外してしまったオチが……。自堕落なイメージが強いですが”術師殺し”と呼ばれ「楽して稼ぐの向いていない」と評されるぐらいなので実はかなりの実力者な気がしますね。

しかし”術師殺し”というと某キャラクターをつい連想してしまいそうになります。恵に対して堂とも思っていなさそうだったり性格は全く違うんですけど。

星漿体の少女、その胸中は……!?

突如の襲撃に遭い気絶してしまっていた星漿体の少女が目を覚まします。「天内理子(あまない・りこ)」というらしいですが「Q」の仲間だと勘違いしていた彼女は喧嘩腰の態度に……。彼女を襲った連中とは違うと説得しようとする夏油の笑顔が胡散臭いのはなんとなく同意してしまいます。

そんな夏油の前髪を悪く言ったせいで弄られてしまったり、威厳を保とうとしているのか古風な言い回しだったり愉快なお嬢さんです。女学校に通う生徒みたいですが学校で友達と話す様子を見ていると普通の人間と対して変わらなそうな感じですね。

そんな彼女のお世話がかりを務めている女性「黒井美里」が語るには理子は幼い頃に事故で両親を亡くしてしまったために変わって彼女が世話してきたのだとか。同化して”天元様になる”ことですごい存在になれることを喜んでいそうな理子に対して育ての親のような美里の方が胸中は複雑に見えますね。

新たなる刺客の魔の手が……

冥のように視覚までは共有できないものの使役する呪霊を見張りに出していた夏油。そんな見張りが誰かの手によって倒されてしまったよう。

その犯人だと思われるのが紙袋を被った術者、一緒に書いてある優しそうな目をしたおじいちゃんが正体なんでしょうか……普段の表情からは想像できませんね。理子に掛けられた賞金目当てでやってきたようですが盤星教からの手付金を使った伏黒父の罠。今度は流石に「Q」のように瞬殺されてしまうことはないのかも。

彼だけではなく呪詛師が続々とやってきそうですし五条たちは理子を守り抜けるんでしょうか。

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