ありったけの笑いをかき集め捜し物を探しに行くのさ!?〜「恋するワンピース」感想

誰もが知ってる彼らと関係がありそうで実のところ関係がない(?)キャラクターたちが日常の中で大暴れする”あの大人気作品”のスピンオフギャグ漫画「恋するワンピース」が面白かったので紹介します。

ジャンプ+にて連載中で作者は伊原大貴、毎週日曜日に掲載されていて現在1巻まで発売されています。さらに7/4に2巻の発売される予定なので楽しみですね。

 

 

目次

「恋するワンピース」のあらすじ

高校に通う「小山菜美(こやま・なみ)」が密かに恋心を寄せるのは同級生の「山本海賊王(やまもと・るふぃ)」。いわゆるキラキラネームなルフィは学校でワンピースネタで弄られる運命でした。菜美がルフィと一緒にいると”麦わらの一味”扱いされてしまうのですが、彼女はまんざらでもない様。そんな彼らの元に中津川嘘風(なかつがわ・うそっぷ)が現れた瞬間、彼女たちの平穏が破られるのだった。紆余曲折の末に菜美たちは海賊部として活動をすることになってしまい!?

「恋するワンピース」の魅力と見所を紹介

オリジナルを知らなくても楽しめる、知っていると何倍も楽しめる!?

この漫画は誰もが知っている名作漫画”ONE PIECE”のスピンオフになっています。

スピンオフといえば”本編の人気キャラの別視点”だったり”デフォルメをした本編キャラが名シーンのパロディ”をしたりと、とにかく本編を知っているの前提で楽しむものが少なくありません。しかし、この漫画はそんな心配は要りません。

そもそもがルフィにせよナミにせよウソップにせよ名前が良く似ているだけの別人なのだから当然というものでしょう。

そして基本的には菜美たちが脳みそにワンピースでも詰まっているかのように狂っている嘘風が巻き起こすドタバタ劇に巻き込まれてしまう事になるのだけれどもワンピースどうこうの前に基本的におかしいので元ネタを知らなくても凄く酷いのがわかってしまうという……。そうかと思えば知っている人がどれだけ居るんだろうというぐらいマニアックなネタを拾ってくる事があるのが侮れません。

軽妙なテンポのボケとツッコミが飽きない

とんでもない事をしでかす嘘風に対して菜美が時には毒も混じりながらツッコミ役にまわるのが基本的な流れなのですが、それがマシンガンのように繰り広げられていきます。

脳で情報を整理する前に怒涛の勢いでボケとツッコミが続くために休憩する隙なんざありません。もちろん3人だけではなくキャラクターもどんどん増えていくのですが、その度に(良い意味で)頭の悪い方へと突き進んでいくのがなんとも言えません。

時にはちゃんとラブコメもあり!?

基本的には純度が高いけど知らなくても何故だか笑えてしまうパロディで展開されていくのですが、何と言っても忘れてはいけないのが菜美が海賊王(ルフィ)のことを好きという設定でしょう。

恋のライバルも登場して激しい火花を散らしたりするようなことも時にはあったりします。しかしその相手というのが……どうしてこうなった(笑)

「恋するワンピース」の感想まとめ

恋するワンピースはスピンオフでありながら”ONE PIECE”は題材でしかないというぶっ飛んだギャグ漫画になっています。海賊部たち(というか概ね嘘風ただ一人なんですが……)が次々に頭おかしいんじゃないかと思うウルトラCをかましていくので元ネタを知らなくても不思議と笑えてしまうのが本当に面白いですね。

キャラクターデザインに少々癖があるので気になってしまう人がいるかもしれませんが、ギャグ漫画だという事を考慮すればそんなものかなという気がします。

ジャンプ+に連載されているため無料で読める部分も多く試し読みをしてみるのもオススメです。

あなたも海賊部たちの波乱万丈な日常を垣間見て笑いの渦に包まれてははいかがでしょうか。

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